共立理化学研究所

ブンセキをもっと身近に

はじめまして、
共立理化学研究所です。

私たち共立理化学研究所は、人と地球の未来のために水環境の保全を
「簡易分析ツール」の提供を通じてサポートする会社です。

誰でも手軽に水質を分析できる技術を提供し広めることで、分析の専門家でなくても、
一人ひとりが環境を意識できる「彩りと潤いのある未来」の実現に向け、
楽しみを込めて日々研究開発をしています。

70周年を迎えた今、あらためて、私たちが社会に存在する意義 Purpose を定め、
目指すべき世界 Vision と行動の価値観 Values も明確にしました。

Purpose私たちの存在意義として社会に果たすべき責任

ブンセキを
もっと身近にする

常に時代に最適な技術をもって、世界中の誰でも気軽に水質分析ができる手段を提供し、『ブンセキ』という文化として浸透させる事で、理想的な社会創造に貢献する。

Vision私たちが目指している世界

彩りと潤いのある
未来を見通す

私たちは測る技術によって、暮らしと環境の不明瞭な状態を可視化し、人々と地球が多彩に輝き、潤いのある未来への道筋を鮮明に照らしていく。

Values私たちの活動指針となる価値観

  • 共に立つ

    測る顧客と共に立ち、信頼を築く。
    働く仲間と共に立ち、多様性を認め合う。

  • やってみる

    積極果敢にやってみる事で始まる。
    顧客を大切に、自分たちの好奇心を尊重する。

  • 楽しみを込める

    自由な発想で私達自身が情熱を込めて
    心からワクワクできる魅力を製品に包み、
    顧客の笑顔を生み出せる。

誰でも、どこでもできる
簡易分析をもっとあたりまえに!

それが私たちの仕事です。

これまでに多くの国や地域で活用いただいている簡易分析ツールの「パックテスト」は、分析の専門家だけでなく企業の排水管理や市民の水質検査まで様々な人のニーズに寄り添い続けて、現在では70以上の項目を調べられるまでに発展しました。

  • 簡易水質分析ツールの提供

    私たちの「パックテスト」は、特別な器具を用いずに誰でも、どこででも検査ができるようにした製品です。

    測定項目ごとに調合した試薬をポリエチレンのチューブに封入することで、使用時にチューブの先端のラインを引き抜き、測りたい水をスポイトと同じ要領で一定量を吸い込み、指定時間後に反応したチューブ内の液の色を標準色と見比べることで、簡単に現場の水質の状態が把握できます。

  • デジタルツールによる
    データ化支援

    「パックテスト」での検査を、さらにデジタルツールでデータ化、統計などに役立てていただくためのデジタルツールです。身近なスマートフォンを用いて、発色させた「パックテスト」を撮影するだけで簡単に数値化できます。

    サーバーへの保存、データ活用ができるアプリケーションとして無償で提供しています。

    今後、より現場でのブンセキをもっと身近にしていくために、測定とデータ保存のみでなく、帳票やトレンドグラフ等、必要となる機能の追加も予定しています。

  • 水環境保全のための
    啓蒙活動等

    毎年6月5日の「環境の日」に合わせ、全国各地の河川などの水質を調査する「身近な水環境の全国一斉調査」が2004年から実施されています。

    子どもから大人まで幅広い世代の人々が参加する調査で、2021年度は測定地点総数が5,507地点ととても大規模な調査に成長しました。

    私たち共立理化学研究所は、この「身近な水環境の全国一斉調査」に水質調査キットの無償提供を通じて継続的に参加しています。

    この活動を通じて私たち一人ひとりが環境問題について考え、自分にできる行動を始める機会になればと願っています。

    写真提供:全国水環境マップ実行委員会

Messageメッセージ

1952年の創業以来、私たちは限りある水資源を社会の中で安全に循環するために、水質をその場で簡単に分析できる技術開発を通じて国内外の水環境課題解決に貢献してきました。

2004年からは全国各地の市民と行政が協働で行う「身近な水環境の全国一斉調査」を支援することで、河川をはじめとする身近な水環境に対する市民の理解と関心の推進にも貢献しています。

地球上の水は97.5%が海水で、利用できる水はたったの0.01%と限られた資源です。今、世界は気候変動や急速な都市化の影響などにより多くの人が水不足や様々な課題に直面しています。

これからも、私たちは常に時代に最適な技術をもって世界中の誰でも分析ができる技術を浸透させることで誰もが環境保全に楽しみを込めて参加できる社会創造に貢献し続けます。

代表取締役岡内 俊太郎