2020.01.26

測定値のばらつきを抑えるにはどうすれば良いですか?

代表的なばらつきの原因に以下のような点が挙げられます。ご使用の際はこれらの点にご留意ください。

【測定作業で生じるばらつき】
・検水量のばらつき:チューブ内の検水量をなるべく一定にしてください。
・検水の温度のばらつき:水温は一定にしてください。
・操作のばらつき:振り方、待機時間、光源などは一定にしてください。
・希釈のばらつき:低濃度ほど影響が大きくなります。
・容器などの汚れ:デジタルパックテストでは、用いるセルの傷なども原因となります(新しいセルに交換ください)。

【検水そのものから生じるばらつき】
・採水場所による違い:懸濁物や共存物質の偏りが生じます。
・採水時間による違い:時間の経過によって、成分のpHやイオン状態が異なります。