2020.02.06

比色(測定)をする際の注意事項を教えてください。

目視での比色の場合は、できるだけ日中の日陰でおこなってください。直射日光や一部の蛍光灯、水銀灯、LEDでは比色が困難になることがあります。光源や標準色と、比色対象物(発色後のパックテストのチューブなど)との距離が誤差の原因になることがあります。

比色の際には、必ず標準色の表面にチューブの背面をつけてください。表面からチューブを浮かせると色が薄く見えてしまいます。パックテストでは、WAKタイプおよびKRタイプは、標準色が専用のケースにセットされていますので、標準色ケースの立ち上がり部にチューブの端をのせて比色すると安定します。

また、溶存酸素キットなど光に透かして比色する場合、分析用試験紙やpH試験紙のように発色部と比色部が一緒になっている場合もあります。それぞれの使用法をよくお読みの上、比色を行なってください。